「乳腺腫瘍外来」のご案内と乳癌マンモトーム生検のご案内について

(ステレオガイド下・エコーガイド下)マンモトーム生検のご案内

○当院では乳癌の低侵襲で正確な診断を目的に(ステレオガイド下・エコーガイド下)マンモトーム生検行っています。

ステレオガイド下生検装置には腹臥位で検査可能な最新の機器を用いています。 検査をうつぶせのまま行えるため、体の負担やストレスが軽く、気持ちが悪くなったりすることが少ない装置です。  検査対象ですが、エコーガイド下マンモトーム生検は、エコーで確認できる、癌の疑いのある病変が主体です。とくにしこりを触れない小さな早期癌の診断に効果を発揮します。ときに良性腫瘍の摘出などにも用います。  ステレオガイド下マンモトーム生検は、マンモグラフィ検査のみで異常が認められる病変に対して効果を発揮します。石灰化病変が大部分で、その他エコー検査で確認できないような腫瘤や変形などにも用います。 従来これらの診断には、切開生検という手術が行われてきましたが、マンモトーム生検は、局所麻酔下に3-4mm程度の傷で正確な診断が可能です。もちろん外来通院で検査可能です。  石灰化病変について:マンモグラフィ検査にて認められる、乳腺内のカルシウムの沈着です。明らかに良性のものから、癌によるものまで様々です。検診で見つかる石灰化は癌であってもごく早期のものが多いので、要精査と言われても怖がらずに検査を受けましょう。
マンモトーム装置
ステレオガイド下マンモトーム室
2010年の検査実績: ステレオガイド下マンモトーム生検は89例に行いました。検査例中癌であった症例は22例(25%)で、その大部分(21例)は、非浸潤(ごく早期の)癌でした。
施設認定を受けた学会
日本外科学会、日本消化器外科学会、日本消化器内視鏡学会、日本消化器病学会、日本大腸肛門病学会、日本胸部外科学会、日本呼吸器学会、日本呼吸器外科学会、日本乳癌学会,日本気管支学会の修練施設、認定施設となっています。
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