栄養管理室
栄養管理室
栄養管理室では、管理栄養士による患者さんの栄養管理、献立作成等の給食管理、栄養指導を行っています。入院患者さんの病態に応じたお食事の提案、給食会社と協力して安全で衛生的に調理されたお食事の適時適温配膳、喫食状況の確認や退院後の食事指導に至るまで、総合的な食事・栄養サポートをさせて頂きます。
栄養は、欠かすことの出来ない生命の源であり、あらゆる疾病を治療する上での基礎的位置づけとなります。そこで栄養管理室では、病棟担当の管理栄養士を配置し、入院患者さんの栄養管理体制を整えています。患者さんの病態を把握し、それぞれの疾患に適した食事提供や、食思不振・嚥下機能の低下等によって食事が十分に摂れない患者さんへの個別対応を行い、患者さんの栄養状態・喫食状況の向上に努めています。
患者さんの病態把握や、栄養管理計画立案のための知識を身に付けるため、関連学会等が認定する資格を積極的に取得しています。
認定資格取得状況(2022年10月現在 管理栄養士9名)
NST(Nutrition Support Team)とは、医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、臨床検査技師、言語聴覚士、理学療法士、作業療法士、事務員など他職種が協力して、患者さんの栄養管理を行う医療チームです。NSTにはNST専従・専任管理栄養士がおり、各病棟担当の看護師や管理栄養士と連携をとりながら、患者さんの栄養サポートを行っています。
栄養状態が低下した状態では、病気の治療も思うようには進みません。全ての入院患者さんに、適切な栄養管理は必須となります。
そこで、入院時に患者さんの栄養評価を行います。栄養評価の結果、中等度~高度の栄養不良が認められた患者さんには、NSTが介入し、チーム一丸となって患者さんの栄養サポートをさせて頂きます。
NSTチームメンバー
給食管理は、管理栄養士が作成した献立をもとに、調理などを給食会社と協力して行っています。「美味しかった!」と、入院患者さんよりたくさんのご好評を頂いています。
あらゆる疾患に対応するために、たくさんの種類の献立をご用意しています。
●献立の種類
●調理風景
病棟ごとに用意された温冷配膳車に、出来上がったお料理が入ります。
病棟へ運ぶ間も温度管理がしっかり出来るので、温かいものは温かく、
冷たいものは冷たく、患者さんにお届けできます。
●行事食
月に一度、季節の献立や果物をお楽しみ頂ける行事食を提供しています。それぞれの食事には、季節感のあるカードを添えてお届けしています。
糖尿病患者さんには、低カロリーの特別デザートをご用意しています。
●エンゲ食・ソフト食
咀嚼・嚥下機能の低下した患者さんに提供するお食事は、食べやすく調理することはもちろん、味・見た目にも配慮しています。
●嚥下調整食
●幼児食
●選択食
常食提供の患者さんには、2種類の選択食をご用意しています。
月曜日の夕食に常食を召し上がっている患者さんに選択食申し込み用紙をお配りします。
土曜日の食事から「常食A」もしくは「常食B」を、朝・昼・夕食ごとにお選び頂けます。
※日曜日、祝日、行事食提供日、長期休暇(ゴールデンウイーク、年末年始)では選択食はお休みとなります。
肥満・高血圧・糖尿病等の生活習慣病は、進行すると命に関わる病気に繋がるおそれがあります。
食習慣を健全・良好に保つことは、その発症リスクを下げる効果が認められています。
また、病態にあった食事を摂ることで、病気の進行を食い止めることが期待できます。
そこで栄養管理室では、入院患者さん・外来患者さんを対象に栄養指導を行っています。
■個別栄養指導
入院患者さん
栄養指導が必要な入院患者さんを対象に、病棟担当の管理栄養士がベッドサイドに訪問します。
治療食の説明、退院後の食事のポイントと注意点の紹介を行います。
外来患者さん
食事指導が必要な外来患者さんに、ご病態にあった適切な食事内容を提案させて頂きます。
■集団栄養指導
入院患者さん
糖尿病患者さんを対象とした糖尿病教室では、昼食会やお食事に関する集団指導を担当しています。
糖尿病教室の指導カリキュラム
外来患者さん
★ご希望の方は各科主治医、または各科外来窓口までご連絡下さい。
糖尿病教室:第2火曜日 15:00~17:00
腎不全教室:第4木曜日15:30~16:00(不定期)
ドリームの会(神経科集団指導):年4回
■世界糖尿病デーでの取り組み
毎年、世界糖尿病デー(11月14日)のイベントで出品や講演を担当しています。
過去に展示した食事・栄養に関連する出品物の一部をご紹介します。
1単位(80kcal)分の果物たち 清涼飲料水に含まれる砂糖量
食品に含まれる食塩量 食物繊維について
おにぎり○個分の菓子パン
■給食レシピのご紹介
当院給食で提供しているメニューのレシピを紹介します。
・塩だらのマリネ
・トマトサラダ
・ザーサイサラダ
・さんまエリンギ巻
・シーフードトマトスパゲティ
・ゆかり和え
・旨煮
・ミートローフ
・きのこと海苔の煮浸し
・きのこ入りサラダ
・うどの酢の物
・チンゲン菜のソテー
・雑穀ご飯
・しゃぶしゃぶ
・かわりごま和え
・きゅうりとわかめとしらすの酢の物
・カレーライス
・ごぼうサラダ
・ごま味噌和え
・人参きんぴら
・切り干し大根の煮物
・こんにゃく入りサラダ
・麻婆春雨
・海苔つく和え
・さわらのカレー焼き
・大根と桜えびのサラダ
・きのこのバター焼き
・鮭のきのこあんかけ/酢豚
・あんかけ焼きそば/酢の物
・雷こんにゃく/魚のあんかけ
・青菜の香り和え/魚のネギソース
・手作りドレッシング/飛竜頭
・かぶのナムル/すきやき風うどん
・ひじきサラダ/鶏肉の梅かぶかけ
・ひじき・ごぼう・こんにゃく入り肉みそ/トマトと菜の花のサラダ
・切り干し大根サラダ/塩こんぶ和え
・切り干し大根と青菜の白和え/キャベツと笹かまの梅ゆかり和え
栄養管理室では、管理栄養士による患者さんの栄養管理、献立作成等の給食管理、栄養指導を行っています。入院患者さんの病態に応じたお食事の提案、給食会社と協力して安全で衛生的に調理されたお食事の適時適温配膳、喫食状況の確認や退院後の食事指導に至るまで、総合的な食事・栄養サポートをさせて頂きます。

栄養は、欠かすことの出来ない生命の源であり、あらゆる疾病を治療する上での基礎的位置づけとなります。そこで栄養管理室では、病棟担当の管理栄養士を配置し、入院患者さんの栄養管理体制を整えています。患者さんの病態を把握し、それぞれの疾患に適した食事提供や、食思不振・嚥下機能の低下等によって食事が十分に摂れない患者さんへの個別対応を行い、患者さんの栄養状態・喫食状況の向上に努めています。
患者さんの病態把握や、栄養管理計画立案のための知識を身に付けるため、関連学会等が認定する資格を積極的に取得しています。
認定資格取得状況(2022年10月現在 管理栄養士9名)
資格名 | 認定学会 | 取得者数(名) |
病態栄養認定管理栄養士 | 日本病態栄養学会 | 1 |
糖尿病療養指導士 | 日本糖尿病療養指導士認定機構 | 5 |
NST専門療法士 | 日本臨床栄養代謝学会 | 6 |
特定保健指導担当管理栄養士 | 日本栄養士会/全社連(旧) | 3 |
人間ドック健診情報管理指導士 | 日本人間ドック学会 | 3 |
静脈経腸栄養(TNT-D)管理栄養士 | 日本栄養士会 | 2 |
心不全療養指導士 | 日本循環器学会 | 2 |
がん病態栄養専門管理栄養士 | 日本病態栄養学会 | 1 |

NST(Nutrition Support Team)とは、医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、臨床検査技師、言語聴覚士、理学療法士、作業療法士、事務員など他職種が協力して、患者さんの栄養管理を行う医療チームです。NSTにはNST専従・専任管理栄養士がおり、各病棟担当の看護師や管理栄養士と連携をとりながら、患者さんの栄養サポートを行っています。
栄養状態が低下した状態では、病気の治療も思うようには進みません。全ての入院患者さんに、適切な栄養管理は必須となります。
そこで、入院時に患者さんの栄養評価を行います。栄養評価の結果、中等度~高度の栄養不良が認められた患者さんには、NSTが介入し、チーム一丸となって患者さんの栄養サポートをさせて頂きます。
NSTチームメンバー
職種 | 人数(名) |
---|---|
医師 | 4 |
歯科医師 | 5~6 |
看護師 | 8 |
薬剤師 | 2 |
臨床検査技師 | 2 |
言語聴覚士 | 2 |
理学療法士 | 1 |
作業療法士 | 1 |
歯科衛生士 | 3~5 |
事務員 | 1 |
管理栄養士 | 2 (内、NST専従1名・NST専任1名) |

給食管理は、管理栄養士が作成した献立をもとに、調理などを給食会社と協力して行っています。「美味しかった!」と、入院患者さんよりたくさんのご好評を頂いています。
あらゆる疾患に対応するために、たくさんの種類の献立をご用意しています。
●献立の種類

●調理風景
鰆の竜田揚げ調理中 |
手作りプリン調理中 |
冬瓜の煮物(ソフト食)調理中 |
米飯計量中 |
温冷配膳車 |
病棟へ運ぶ間も温度管理がしっかり出来るので、温かいものは温かく、
冷たいものは冷たく、患者さんにお届けできます。
●行事食
月に一度、季節の献立や果物をお楽しみ頂ける行事食を提供しています。それぞれの食事には、季節感のあるカードを添えてお届けしています。
糖尿病患者さんには、低カロリーの特別デザートをご用意しています。
4月 春御膳 |
5月 こどもの日 |
6月 水無月御膳 |
7月 七夕 |
8月 朝顔御膳 |
9月 秋分の日 |
10月 秋の実り御膳 |
11月 霜月御膳 |
12月 クリスマス |
12月 大晦日 |
1月 お正月(常食) |
1月 お正月(エネルギーコントロール食) |
2月 節分 |
3月 ひなまつり |
クリスマスの常食デザート・エネルギーコントロール食デザート
●エンゲ食・ソフト食
咀嚼・嚥下機能の低下した患者さんに提供するお食事は、食べやすく調理することはもちろん、味・見た目にも配慮しています。
ソフト食 |
エンゲゼリー食 |
ロールキャベツ |
野菜の煮物 |
ふろふき大根 |
●嚥下調整食

●幼児食
![]() ![]() アンパンマンおにぎり(幼児食) |
●選択食
常食提供の患者さんには、2種類の選択食をご用意しています。
月曜日の夕食に常食を召し上がっている患者さんに選択食申し込み用紙をお配りします。
土曜日の食事から「常食A」もしくは「常食B」を、朝・昼・夕食ごとにお選び頂けます。
※日曜日、祝日、行事食提供日、長期休暇(ゴールデンウイーク、年末年始)では選択食はお休みとなります。



肥満・高血圧・糖尿病等の生活習慣病は、進行すると命に関わる病気に繋がるおそれがあります。
食習慣を健全・良好に保つことは、その発症リスクを下げる効果が認められています。
また、病態にあった食事を摂ることで、病気の進行を食い止めることが期待できます。
そこで栄養管理室では、入院患者さん・外来患者さんを対象に栄養指導を行っています。
栄養指導室(東棟2階)
■個別栄養指導
入院患者さん
栄養指導が必要な入院患者さんを対象に、病棟担当の管理栄養士がベッドサイドに訪問します。
治療食の説明、退院後の食事のポイントと注意点の紹介を行います。
外来患者さん
食事指導が必要な外来患者さんに、ご病態にあった適切な食事内容を提案させて頂きます。
フードモデル |
入院患者さん
糖尿病患者さんを対象とした糖尿病教室では、昼食会やお食事に関する集団指導を担当しています。
糖尿病教室の指導カリキュラム

外来患者さん
★ご希望の方は各科主治医、または各科外来窓口までご連絡下さい。
糖尿病教室:第2火曜日 15:00~17:00
腎不全教室:第4木曜日15:30~16:00(不定期)
ドリームの会(神経科集団指導):年4回
■世界糖尿病デーでの取り組み
毎年、世界糖尿病デー(11月14日)のイベントで出品や講演を担当しています。
過去に展示した食事・栄養に関連する出品物の一部をご紹介します。
1単位(80kcal)分の果物たち 清涼飲料水に含まれる砂糖量



食品に含まれる食塩量 食物繊維について



おにぎり○個分の菓子パン


■給食レシピのご紹介
当院給食で提供しているメニューのレシピを紹介します。
・塩だらのマリネ
・トマトサラダ
・ザーサイサラダ
・さんまエリンギ巻
・シーフードトマトスパゲティ
・ゆかり和え
・旨煮
・ミートローフ
・きのこと海苔の煮浸し
・きのこ入りサラダ
・うどの酢の物
・チンゲン菜のソテー
・雑穀ご飯
・しゃぶしゃぶ
・かわりごま和え
・きゅうりとわかめとしらすの酢の物
・カレーライス
・ごぼうサラダ
・ごま味噌和え
・人参きんぴら
・切り干し大根の煮物
・こんにゃく入りサラダ
・麻婆春雨
・海苔つく和え
・さわらのカレー焼き
・大根と桜えびのサラダ
・きのこのバター焼き
・鮭のきのこあんかけ/酢豚
・あんかけ焼きそば/酢の物
・雷こんにゃく/魚のあんかけ
・青菜の香り和え/魚のネギソース
・手作りドレッシング/飛竜頭
・かぶのナムル/すきやき風うどん
・ひじきサラダ/鶏肉の梅かぶかけ
・ひじき・ごぼう・こんにゃく入り肉みそ/トマトと菜の花のサラダ
・切り干し大根サラダ/塩こんぶ和え
・切り干し大根と青菜の白和え/キャベツと笹かまの梅ゆかり和え