検査方法・検査の流れ

胃部X線検査

食道から胃・十二指腸までの上部消化管の疾患の有無を調べる検査です。

諸注意

①検査前に、ネックレスやホック・ストラップのついた下着等は外して下さい。
②以下に該当していて問診票に記入していない方は申し出て下さい。

  • 胃腸の手術や治療を受けられた方
  • 妊娠の可能性のある方
  • 腰痛、首や肩が痛い、腕があがらない、手足にけがをしている方

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検査手順

①検査開始前(2分くらい前)に「胃の動きを抑える薬」を腕に筋肉注射します。

②バリウムを飲む直前に胃を膨らませる「発泡剤」を飲みます。
 飲んだ直後からゲップが出そうになりますが、胃の粘膜を見やすくするためにできるだけ我慢してください。
 ※息を止める、つばを飲み込むようにすると我慢しやすいです。

③バリウム(白い液体、約140ml)を飲みながら検査を進めていきます。
 検査台の上でご自身で回転して頂きます。すべて、放射線技師が誘導します。
 途中、お腹(胃の部分)を押して撮影しますので、苦痛を感じたら技師に合図をして下さい。
 検査は10分程度で終了します。

撮影中に「息を止めて下さい」と言われた時は、しっかりと止めて下さい。

検査終了後、下剤をお飲みください。

※ご不明な点がありましたらスタッフに申し出てください

胃部X線検査前注射について

1.検査の開始前に、腕に筋肉注射をします。

 薬剤名「ブチルスコポラミン」

 胃の働きを抑え胃腸の緊張を和らげる作用により、より制度の高い画像を得る事ができます

2.人によって注射の後に以下の症状が現れる事が有りますが1時間前後で消失します。

口や喉の乾き
目のかすみ、ぼやけ
頭痛
尿が出にくい

3.以下に該当する方は、注射によって一時的に症状が強く出ることがあるので注射は行いません。

血圧が高い
眼圧が高い(緑内障)
心臓病・不整脈
甲状腺機能亢進症
前立腺肥大症(尿が近い、切れが悪い)
授乳中
アレルギー体質
以前注射して体調が悪くなった
以前の検査でバリウムが流れにくかったので、次回は注射をしないで検査を受けるよう進められた

車やバイクで来院された方は、ご相談下さい。

健康管理センター