施設長の挨拶
平成26年4月より、「埼玉社会保険病院」も介護老人保健施設「サンビュー埼玉」も独立行政法人地域医療機能推進機構(略してJCHO)の施設として再出発いたします。開設母体は国で、公設公営となります。従いまして施設の名称も、病院は「JCHO埼玉メディカル・センター」、サンビュー埼玉は略称「JCHO埼玉老健」となり病院付属の施設となります。
地域医療機能推進が使命ですので、地域に根ざした急性期の病院とそれに付属する老健施設での介護という、まさにミッションを全うできる施設ということになります。日本が超高齢化社会に突入したのは言を待ちませんが、その中でもさいたま市の高齢化率はこの数年で著しく上昇することが予想されています。長寿社会は日本の経済発展と生活水準が高まったことによる喜ばしいことではありますが、一方社会給付費の増大という負の面もあります。このような社会情勢の中、医療と介護を効率的に行い、地域包括ケアの要となり地域の方々に貢献していくことがJCHOの使命と考えています。地域の皆様と協同し、この高齢化社会で皆様が幸せに生きていけることのお力になれるよう努力をするつもりですので、新しい機構に移行後もよろしくお願いいたします。