診療・各部門
診療内容
当科では、がんを中心とした疾患に対して最新の放射線治療技術を用い、患者さん一人ひとりに合わせた最適な治療を行っています。外科手術や薬物療法と並ぶ「がん治療の三本柱」の一つとして、根治を目指す治療から症状緩和まで幅広く対応いたします。- 根治的放射線治療
- 化学療法との併用(化学放射線療法)
- 再発・転移病変への局所照射
- 痛みや出血などの症状緩和を目的とした緩和照射
- ケロイド術後の再発予防照射
外来担当医表
| 曜日 | 午前 | 午後 |
|---|---|---|
| 月曜 | 白石(予約制) | |
| 火曜 | 茂松 | 茂松 |
| 水曜 | 茂松(第1,2,4,5週)・安藤 | 安藤 |
| 木曜 | 茂松 | 茂松 |
| 金曜 | 根本(予約制) |
🔷 診察受付時間 🔷
【再診(当日予約有り)】 午前8:30~(1階再来受付機にて受付) 【再診(当日予約無し)】 水曜日以外の午前7:40~11:00(1階再来受付機にて受付)放射線治療の対象疾患
当科で放射線治療を行う主な疾患は以下の通りです。- 頭頸部領域:喉頭癌
- 呼吸器領域:肺癌
- 消化器領域:食道癌、胃癌、直腸癌、肛門癌
- 乳腺領域:乳癌
- 泌尿器領域:前立腺癌
- 婦人科領域:子宮癌
- 血液腫瘍:悪性リンパ腫
- 転移性病変:骨転移、リンパ節転移、脳転移、肺転移、肝臓転移、オリゴ転移
- その他:ケロイド術後の再発予防
当院の放射線治療の特長
当科では、精度の高い照射技術を導入し、正常組織への影響を最小限に抑えつつ、腫瘍に十分な線量を集中させることを目指しています。■VMAT(Volumetric Modulated Arc Therapy:強度変調回転照射)による定位照射
腫瘍の形状に合わせて放射線を精密に集中させる治療法。 短時間で高精度の照射が可能です。
図:VMATで計画した線量分布図(左:直腸癌術前照射、 右:乳癌 全摘後の照射)
■深吸気息止め照射(Deep Inspiration Breath Hold:DIBH)
特に乳癌治療で心臓への影響を減らすために有効な方法です。深く息を吸って止めた状態で照射することで、心臓と乳腺の距離を広げ、心臓への被曝線量を軽減し、将来の心臓の副作用(心筋梗塞など)を低減します。
図:左乳癌温存術後照射の線量分布図(左:深吸気息止め照射 DIBH, 右:自由呼吸下照射)
■8Gy1回照射(転移病巣への放射線治療)
転移病巣に対して行う放射線治療の一つに、「8Gy1回照射」があります。これは、1回の治療で8グレイ(Gy)という線量を腫瘍に集中して照射する方法です。 特徴- 短期間で完結:1回の治療で終了するため、通院負担が少なく済みます。
- 症状緩和に有効:骨転移による痛みやリンパ節転移による圧迫症状などを軽減する効果が期待できます。
- 安全性の配慮:周囲の正常組織への影響を最小限に抑えつつ、腫瘍に十分な線量を届けます。
- 骨転移による疼痛
- リンパ節転移による圧迫症状
- 肝臓やその他臓器への転移で局所的な症状がある場合